2026年2月6日、当社社長の古田主催でNTTデータ向けにAI駆動開発ハンズオンセミナーを開催しました。
| テーマ | AIスキルによる開発革命 |
|---|---|
| 参加者 | 8名(NTTデータ) |
| 場所 | NTTデータSBC本社 |
今回は社内向けに開催している社長主催のセミナーをNTTデータ向けに開催することとなり、開発工程における各フェーズを自律的に行えるAIエージェントについて共有しました。
【古田代表取締役社長よりメッセージ】
AI駆動開発は、ソフトウェア開発の生産性・品質・スピードの前提を大きく変える技術革新です。私たちはこれを一時的な効率化ツールではなく、「開発プロセスそのものを再設計する契機」と捉えています。
昨年10月より、当社ではAI駆動開発をプロダクションレベルで適用することを目的に、本格的な研究・実証を開始しました。単なるLLM活用にとどまらず、開発プロセス・品質基準・レビュー観点までをAIに組み込む仕組みの構築に取り組んできました。
従来のAI活用では、コード生成自体は可能であっても、品質のばらつきや要件解釈の相違、チーム開発時の統制の難しさ、レビュー負荷の増大といった課題が残っていました。そこで当社では、開発IDE上に実装されたSkill技術(具体的な手順・ルールを動的に組み込む仕組み)を活用し、開発標準の自動適用、設計・実装ルールの強制、品質観点の自動レビュー、チーム共通ナレッジの即時反映を実現する「AIオンデマンドナビゲーション型開発プロセス」を確立しました。これにより、AIを“使う”のではなく、AIを“開発プロセスに組み込む”段階へと進化させています。
1月には社内ハンズオンを開催し、実際の開発シナリオを通じてAI駆動開発プロセスを体験してもらいました。その結果、開発スピードの大幅な向上、設計〜実装の一貫性の強化、レビュー観点の標準化といった具体的な効果が確認でき、社内での実装機運が一気に高まりました。また、AIネイティブ開発の本格導入を発表したNTTDATAとの対話を通じ、実案件への適用ニーズが具体化していることも確認しました。こうした流れを受け、2月初旬にNTTDATA向けAI駆動開発ハンズオンを開催いたしました。
参加者の皆様からは、「実務に適用できる具体性がある」「単なるデモではなく、開発プロセスとして成立している」との評価をいただいています。
現在当社では、AI駆動開発を本格的に適用するために以下を整備しています。
- チーム開発対応フレームワーク
AI活用前提の役割分担設計、チーム標準の自動適用の仕組み、ナレッジのSkill化と継続改善 - 品質ガードレール
コーディング規約自動遵守、設計整合性チェック、テスト生成の体系化、レビュー観点の自動補助 - AI駆動開発ラボの設立
ノウハウ集約、実案件フィードバック反映、Skill高度化の継続
当社では研究段階ではなく、プロダクション適用を前提とした体制整備が進んでいます。2026年度は、AI駆動開発を前提とした高速・高品質なシステム開発案件を拡大し、開発リードタイムの短縮、品質の安定化、コスト最適化、継続的改善サイクルの高速化を実現していきます。
AIは開発者を置き換えるものではありません。優れた開発者の知見を、再現可能な形で組織に実装するための基盤です。当社は、AIを“活用する会社”ではなく、AIを“前提に再設計された開発プロセスを提供できる会社”として進化していきます。

■株式会社NTTデータ
事業紹介>AI